獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200610-15

RE避妊手術後の更年期障害&卵巣のみの摘出
投稿日 2006年10月1日(日)14時03分 投稿者 X

プロキオン先生、ありがとうございます。
一応 過去のものを少し読ませて頂きました。
結果としては骨には影響しないということで
よろしいのですね...これは、私も納得なのですが、
更年期障害というのは情緒というか精神的なものも
あると思うのですが...その点はどうなんでしょう?
どちらにしても気にするほどでもないことでいいのでしょう...か。

卵巣のみの摘出..正直 私もそう難しいことではないと思います。
では、なぜそう思うのに今まで難しいといっていたかというと、
それが全摘の理由、それしかないように思っているからです、私にとっては。また、
以前にも書きましたが 実は私全摘しかしたことがなく...
卵巣のみの摘出をすることを躊躇しています。でも、
理論的・倫理的にも正しくそう手技として難しいものではないのであれば
そうすべきか....いまだに迷っています。結局、
卵巣のみの摘出で心配されている方へ....
卵巣のみの摘出は難しいことではないので
あまり心配するものではないと思います...
やはり昔と今は違うと思います。

あと、猫の場合は卵巣をきっちり取り除いても発情が回帰することがあるようです。
ですから発情が回帰しても猫の場合は手術ミスとは限りません。
また機能している卵巣があるかどうかは、発情の有無でもわかると思いますが、
適時の血中ホルモン濃度検査によって証明できることもあります(あるといえる検査で、
ないといえる検査ではないような...)。

それと いわゆる避妊手術しないでいると子宮・卵巣の病気になる確率..
またはいわゆる避妊手術として卵巣だけを摘出したつもりが卵巣が
残ってしまった場合の子宮の病気になる確率...これは(母数が不明なので)不明ですと
ある本にありました。実感としては決して低いものではないとは思いますが...
またなにかで10〜20%と読んだ記憶がかすかにあります。もし、
より正確な数字をご存知の方がおられましたら教えてください。

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