獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200701-133

Re:購入後に障害や病気が出たときはどうするのか
投稿日 2007年1月23日(火)04時02分 投稿者 パールちゃん

ふぅさんへ。
私が懸念をもってしまったために細かなことまで書かせるはめになってしまいましたね。ごめんなさい。
今日一日(日付けが変わったので昨日ですが)、仕事や家事をしながら何度かふとふぅさんと豆芝さんのことが頭の中をよぎりました。プロキオン先生も書かれていますが、もっと障害の重い犬はたくさんいるよ、それに比べればふぅさんのところはたいしたことないんじゃない? そんなことを、ふと思い出しては考え続けていました。
問題は術後がどのくらい大変になるのかだけで予後についてはそう思い悩むことはないんじゃないでしょうか? 術後の看護についてのことがいちばんふぅさんの気がかりなことなのだと思います。それさえ乗り越えれば多少は歩行に不自由さが残ってもそれを気にすることなく普通の犬として暮らしていけるのではないでしょうか。
飼うと決めたときからいつかはその子が自然に老いて看護や介護が必要になるのを承知したはず。老犬の世話の経験があってのことならなおさら。もう二度とあんな大変なことは無理だと思わなかったから豆芝さんを迎えたのでしょう? あのときのように看てはあげられないだろうと書かれていましたが、それは比較できないこと。その時点その時点でできるだけのことをすればいいのだと思います。
鳴けないのではなく鳴かないだけなら、必死になれば鳴くでしょう。想いを汲み取ってやるのに声だけが頼りではないでしょう。今うちでいちばん弱っている老犬もめったに声を出しませんが首輪の金具がカチャカチャする音で目をつぶっていてもなにをしているかがだいたいわかります。眠れなくてもぞもぞしているな寒いのかなとか、ブルブル身震いしているってことは完全に目を覚まして立ち上がったなとか、食欲の有無もカチャカチャカチャとリズミカルに金具の音がするときはおいしそうによく食べているなと見ていなくてもわかります。鳴かない子はそんな物が言葉代わりになるよという一例です。

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