獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200701-36

Re:近所の飼い犬に
投稿日 2007年1月10日(水)16時02分 投稿者 プロキオン

こういう言い方をするのも何ですが、その犬が咬んだという証拠はいらないと思いますよ。すでに証拠が必要とされない状態になっていますので。
また、通常は咬まれたということが証明できれば、その後は保健所がやることです。

ご近所の方もその犬が咬む犬であるからと注意してくれていたのですから、他にも咬まれた方はいるのでしょうし、状況証拠はあることになります。どことの保健所においても元々咬まれた方の申し立てで調査に動かないとならないのが、本来の動きです。要は飼い主が言を左右にするというか、言い逃れをしているというのは、保健所でも理解していると考えられます。その飼い主が手がかかるので及び腰ということなのでしょう。
そして、飼い主も、そういうことに慣れているふしがありそうですね。だから、4日後に当該犬がいなくなってしまっているのでしょう。本当に処分しているのであれば、保健所としては、それで1件落着ですから。
また、本当に保健所立会いでの処分であれば、保健所から連絡があるはずです。ないのであれば、それは保健所対策で犬はどこかにいるということになるのでしょう。
そのような経緯で、すでに1ヶ月経過しているのであれば、おそらく形式上は済んだ事件ということになると考えられます。

後々、同じ犬が出てきてもその飼い主なら別の犬と言い張るのではないでしょうか。結局は、そういう感心できない飼い主と対峙して、ひとつひとつ追い詰めていくだけのことができるか否かでしょう。こういうときには他人の力はあまり当てにはできませんから、さちゅさんが、今後どれだけ犬や社会の仕組みを勉強していくことができるかだと思います。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。