獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200703-104

RE,Re:Re:オス猫の巨大結腸症
投稿日 2007年3月13日(火)18時41分 投稿者 田口正行

久しぶりにレスします、開業獣医師の田口です。

猫の巨大結腸では多くの場合、骨盤腔の狭窄を伴っています(骨盤腔には異常がないけれども、神経障害からと考えられる原因でひどい便秘を起こしている場合もあります)。

3猫さんの猫さんが以前に受けられた手術は、どのような方法の手術だったのでしょうか?
結腸を切除して、便に水分が含まれやすくしてしまう。
骨盤腔を何らかの方法で、拡張する。
事などが根治的な手術としてあります。

また、拡張した結腸を切開してウンコを取り出し結腸の壁を縫い縮める先生や、
骨盤腔の拡張でも、横方向へは行わないで恥骨を切除するだけという方法もあります。

3猫さんの子が、どういう原因で便秘を起こしているのか?
現在の骨盤腔の形態はどうなっているのか?
などで、アドバイスの内容も変わってきます。

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