獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200703-39

猫の排泄障害について
投稿日 2007年3月5日(月)17時43分 投稿者 カノン

昨年保護した猫(♀1歳)は下半身に麻痺があります。幸い、後肢は動きますが尻尾は動かず膀胱にも麻痺があると言われました。おそらく事故か高い所から落下した衝撃によるものだろうと病院では言われています。レントゲン撮影以外の検査は特に受けてはいません。
膀胱に麻痺があるということで、家族で圧迫排尿を習ったのですが、膀胱がかなり大きくなっている時でも、圧迫しても排尿は容易ではありません。獣医さんでさえ、かなり力を入れて圧迫しているようです。この状態は避妊手術(2ヶ月前)の後、さらに顕著になってきました。獣医さんには「尿を出そうとすると力を入れるから出しにくい」とも言われました。力を入れられるのか?という思いと、自分達だけ、どうして圧迫排尿できないのだろう?と疑問に思っていた時に、プロキオン先生の2003年9月9日の発言を目にしました。神経性の排尿障害について分類していたものです。その分類を見る限りでは、麻痺というよりはその逆の亢進である可能性もあるのか・・・と知り、いままでの疑問が少し解けたような気もします。しかし、どうしたらいいのかはわかりません。
うまく排尿させてあげられないと膀胱炎にさせてしまう怖れは常にあり、最近は便も降りてくる速度が遅いためか、硬めで出づらい状況が続いています。このような状況で、尿や便を出しやすくするには、どうしたら良いのでしょうか。便秘対策として、腸内環境を良くしようと思いビオフェルミンを飲ませてみましたが大きな変化は見られません。マッサージをするように心がけてもいます。食事に白色ワセリンやサラダオイル等を入れる方法もあると聞いたことがありますが、実際に、このような症状の子でも効果があるのでしょうか。避妊手術後は、摘便後4、5日で吐いてしまうことがあり、週に1、2回は動物病院で便を出してもらっています。本人(猫)の苦痛を思うと、なんとかしてあげたいので、どんなことでもアドバイスいただけましたら幸いです。
長文ですみません。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:日本ベェツ・グループ 三鷹獣医科グループ&新座獣医科グループ 小宮山典寛様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。