意見交換掲示板 2007年8月30日(木)00時52分

大丈夫ではありませんよ。
うさぎさんは人間や他の動物のように、一度で食物から栄養を吸収しているのではありません。植物の繊維のセルロースはとても硬くて、まず葉で細かくすりつぶされ、胃や十二指腸を通って巨大な盲腸に行き着きます。そこで盲腸の中にいる細菌たちによってセルロースが分解・発酵され、豊富な蛋白とビタミン等の栄養が作られ、それが盲腸糞として出てきます。うさぎさんはそれを食べて、もう一度十二指腸などに送り、改めて栄養を吸収するのです。ですから盲腸糞が食べられなくなると、餌は食べているけれど餓死してしまう状態になります。
また子ウサギは、生まれた時にはお腹の中に細菌達がいませんので、親の盲腸糞を食べて、効率よく細菌たちをもらいます。
ですから、肥満や何らかの事情で盲腸糞を食べられないうさぎさんには、飼い主が食べさせてあげなくてはなりません。
ただ、健康なうさぎさんでも、盲腸糞を食べ残すことがあります。
どうやら栄養過剰になった時に、多い気がしますよ。

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