獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200711-51

Re:Re:Re:猫の胸水治療について
投稿日 2007年11月15日(木)12時04分 投稿者 プロキオン

>呼吸器をしてやれば少しは楽になったのでしょうか?

酸素吸入をしてあげれば、確かに多少は楽になると思います。けれども、猫は酸素マスクを装着されるのを嫌う動物ですから、逆にうっとおしいと感じるかもしれません。猫の性格にもよると思います。

>また、一週間前におかしいと思い、最初の病院に連れて行った所、おそらく歳だから腎機能低下だろうと溶液注入治療をしました。
それで一気に具合が悪くなったのですが、悪影響だったでしょうか?あまり関係はないですか?

関係あるかどうかは、分かりかねます。呼吸困難の状態での点滴による薬液を入れたということであれば、これは肺水腫の状態となって、一層呼吸に負担がかかることとなります。
ただし、腎機能の低下であろうという診立てからのことであれば、肺水腫も念頭にあるでしょうし、当然利尿剤も併用されているでしょう。
また、腎臓が尿をどの程度生成する機能が残っているのか、そしてどのくらいの薬液を補液したのかという兼ね合いを考えなくてはなりません。
ですから、影響したともしなかったとも分かりかねるのです。



◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。