獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200801-146

Re:Re:Re:Re:犬のメニエールにつきまして
投稿日 2008年1月27日(日)11時16分 投稿者 プロキオン

メニエルを想定した根拠が記載されていませんので、なんともコメントがしようがありません。そうであるかもしれないし、そうでないのかもしれなませんし。

獣医師にとっては、患者である動物自身からりん告が聴取できませんので、さまざまな臨床症状や検査から推測していくしかありません。このため、同じ患者であっても診察した獣医師が異なれば異なった診断名がつくこともあります。これはあり得ることです。
で、逆に診断が確定されなくても、○○病の治療を試みに施したら、効果があったという診断的な治療も有りです。
診察されている先生がメニエルと考えておられるのであれば、その治療を実施してみるのも可とするものです。効果が見られなかったのであれば、またひとつ病名を消去することができたということになるのではないでしょうか。

しかしながら、私自身は個人的に、最初の投稿と2度目の投稿を拝見して、診察されている先生がメニエルを本当に想定しているのかなと感じました。

>その病院で今回も、CT検査、MRI検査もしてもらいましたが、神経、血管には異常は見られない、とのことでした。

CTやMRIの検査が実施できる動物病院は、普通の規模の病院とは思えませんが、メニエルは患者のりん告が極めて重要な疾病です。メニエルと飼い主さんに告げる前にさまざまなアプローチがあるように考えられますし、また、対処法はあるように思いますが。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:「ペット用品販売」「犬の快癒整体」OrangeCafe様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。