獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200802-2

Re:獣医学部で学ぶことについて
投稿日 2008年2月1日(金)10時07分 投稿者 けりーずはうす

卒業して十○年経過していますので、現在の教育カリキュラムがどうなっているのかは詳しくは知りませんが。

まずは解剖学から始まります。
人医でもそうですが、体の構造を知ることから全ては始まるからです。
私のときはまずは牛からでした。
日本の獣医学はもとは「軍馬」を治療することから始まっているので、基本は全て大動物からになります。(と説明を受けました)
その後は、基礎系といって生理学、薬理学、寄生虫学、生理化学などを学び臨床系の外科学、内科学、繁殖学、放射線科学なども順次学んでいきます。

実習などを始める学年などはそれぞれの大学で違うはずですし、実習の数もかなり幅があるように聞いたこともあります。
ここからは、先輩としてひとつ厳しい意見です。
この質問が掲載されてほぼ24時間ですが、この掲示板はスタッフ以外にも多くの獣医師が覗いていらっしゃいます。
それでも、何もレスがつかなかったようですね。

今は、それぞれの大学でネットでアクセスできることですから詳しいことはご自分で調べるべきです。

獣医学とは、「科学」でもあるので、人から教わったことだけでなく自分で何かを探求する気持ちも持っていなければ
進歩には繋がりません。
臨床の世界に入るのであれば、尚のことです。
いつも教科書どおりに病気の症状がでるのではないですし、単なる避妊手術にしても全く同じように手術が運ぶわけではありません。

今回のことはまずは自分で調べ、オープンキャンパスなどに足を運びその上で分からないことがあれば尋ねるべきと考えますよ。
全てを手取り足取り教えてもらえるような甘い世界ではないことを知っておいてください。

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