意見交換掲示板 2008年7月10日(木)08時22分

ぶっちゃけ、自分たちも
「しまった、焦って早く減らしすぎた！」
と冷や汗をかくことがあります。
ただ、自分たち獣医師は、プロとしての誇り・自覚・責任と常に戦いつつ、
乏しい知識・経験を総動員しつつ、
相当なプレッシャーを背負って薬用量を決めています。
そのへんなかなか飼い主さんに理解してもらえないのは当然で、
なにしろ同じ病院の看護士さんに
「結局同じ薬出すだけなのになに悩んでるんですか？」
とか言われてしまいます（涙）。
そういうわけなので、やはり投薬指示は守っていただきたいし、
それができないのならよその病院に行ってほしい、
というのが正直な本音です。

で、ステロイドについては、必要以上に怖がるべきではありません。
実際、5年以上連日投与するケースも珍しくありません。
もちろん、「いいこと」ではありませんが、
メリットがデメリットを上回ると判断すれば、やむを得ません。
もちろん、定期的な身体検査、血液・尿検査等でモニターすることが重要です。

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