意見交換掲示板 2008年10月6日(月)18時17分

正直、お返事がしずらいお尋ねであったかと思います。

悪性腫瘍（猫の乳腺腫瘍は90％以上悪性です）が肺転移した場合、
率直に言って、かなり厳しい選択を迫られると思います。
腫瘍による呼吸困難は、内服薬等ではなかなか緩和が難しく、
結局、酸素吸入のような物理的な手段が中心になると思います。
最近は、在宅療法のための貸し出し用の酸素ボンベ等もあることはあります。
ただ、初期費用がかかるので、どこの病院にでもあるわけではありません。
主治医の先生にお尋ねになってはいかがでしょうか。

本当に呼吸が苦しそうになった場合、
正直、もう長くはないことを覚悟せねばなりません。
その場合は、安楽死も選択肢としてはありだと思います。
が、逆に言うと、そこまで長く苦しむことはないかもしれません。
どうか、残された日々を大切にしてください。

獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

$サポーター：ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー$

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーターや広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)、
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンク・サポーター募集・ボランティアスタッフ募集・プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。 @mukumuku_vetsさんをフォロー