静さん　こんにちわ
ウサ飼いのチーママと申します。犬は飼ったことがないのですが、子育て経験者としてご参考までに。
私の身内にも、静さんのところと同じ状態の家があります。犬は特にママが大好きで、ママは自分のものと思っているのです。ところが孫が生まれたら、ママは孫がかわいくて、孫が来ると犬はそっちのけ。当然犬は、孫をライバルだと思って大変なやきもちを焼きます。
その点、静さんのところはご主人が溺愛ですので、静さんがいくら赤ちゃんをかまおうが、やきもちを焼く事はないでしょう。ですから静さんは、あまり犬に神経質にならずに、育児に専念なさった方が良いと思いますよ。
で、ご主人ですが、とかく男性というものは（男性諸氏失礼）自分が生むのでもないので、いまひとつ実感がわかないのです。ですから今目の前の犬の方が、格段に可愛い。
でも不思議なもので、子どもが生まれて時間がたつほどに庇護欲が出てくるのです。
すぐにでなくとも、あやすと笑うようになったり、抱っこと手を出したり、ハイハイするようになって呼ぶと来るようになると、とたんに自分の子がかわいくなるのです。
（また、そのように赤ちゃんを仕向けなくてはなりませんけど）
そうなれば、犬と赤ちゃんの位置関係が多少変わると思いますよ。
以前「子供は、うるさいから嫌いだ」と言っていたご主人が、実際子供が生まれたら「俺の子は他とは違うんだ」と溺愛という話を聞いた事があります。そんなものです（笑）
ですから、ご主人をどうにかしたいというのは、いったん棚上げになさった方がよろしいかと思いますよ。赤ちゃんがいる前で、犬の事でつまらぬいさかいをしては、育児上宜しくありませんから。お腹にいても聞いていますよ。

それでも犬は気になりますね。それなら「ウチの子は、いつもキレイでふさふさで、かわいいでしょう？」とばかりに、シャンプーやブラッシングやカットといった手入れを、静さんがマメになさることです。お布団はシーツと枕カバーと肌掛けカバーをマメに交換することです。下手に別に寝かせて、不安が高じてしょっちゅう鳴かれるよりマシでしょう？　またマメに世話すると、静さんの指示はよく聞く子になると思いますけれど？
きれいなお布団で、きれいで健康な犬と一緒に寝るなら、後は手洗いなどを気をつければ、あまり御心配いらないと思いますよ。（実際猫と寝ながら、育児したヒトです）

実際どれだけ手入れをするかということだと思います。
これは経験談ですが、ウチの孫が先述の家に行って眠くなったので、お布団を借りました。そこはもちろん、いつもママが犬と寝ているところです。（すすめられたので仕方なく）とたんに、顔じゅうが腫れ上がってしまいました。アレルギーです。あまり手入れをしていない犬が寝ているのですから、嫌な予感はあったのですが。以来、犬が近くに来るだけでぽつぽつが出るようになってしまいました。
ところがいつもふわふわさらさらに手入れをしている姪の犬たちなら、そばに来ても平気なのです。この子たちは子供代わりですので、良く躾もされ、手入れもされてお陽さまのにおいがする子たちです。要は、アレルゲンが少ないのですね。
最近はよその犬でも、手入れをしている犬なら触る事も出来るようになりました。

良く手入れされている犬は健康でもあります。マメに健康診断にも行ってチェックしているので、長生きもするでしょう。「健康に長生きしてほしいから、マメにお手入れして、定期的に獣医さんにも診て貰いましょう」というアプローチにすれば、そのうちご主人も多少考えるかもしれません。ただし獣医さん選びは慎重に。室内飼いならワクチン不要、なんて獣医さんを選ばないように気をつけましょう。しつけ教室をしている獣医さんなどなら、良いかもしれませんね。
ともあれ、静さんが「この犬大好き」的に行動した方が、何かと道が開ける気もいたします。