手術後の世話について。
化膿止めとしてお薬(抗生物質)が出されたと思いますので、指示通りにきちんと飲ます。空腹だと胃を荒らすことがあるので、食餌後またはなにか一口二口食べさせたあとに投薬。もういいやと薬を打ち切らないこと。中途でやめると抗生剤に耐性ができてしまうので。薬の作用で腸内の善玉菌も減ってしまいうんちがゆるくなるときがあります。獣医さんから整腸剤をもらうか、獣医さんに相談したあと市販のビオフェルミン等の整腸剤を。
おなかの切ったところからジュクジュクと汁のようなものが出たり、血が出て止まらなかったり、内部がブヨブヨと腫れていないかチェック。術後3日目くらいで切った部分は自然にくっつき始めます。汁のようなものが少し出るくらいは普通ですが、たくさん出るようなら病院へ。
縫合がステープル(ホチキスの針のような金属のもの)の場合、抜糸予定日前にポロリと取れてしまうことがあるので、一日2〜3回は患部を観察。傷口を舐めないようにエリザベス・カラーや胴体ネットをしているなら、獣医さんの指示した日までは勝手に取らないこと。
食餌や散歩はいつもどおりでOK。乾いている場所なら「伏せ」で患部を地面(床)につけても大丈夫。
以上の感じです注意点は。
大切な補足として、、、。「ごめんね、痛かったね」でついついおやつや欲しがる食べ物を与えがちになります。避妊手術や去勢手術をするとホルモンの関係で太りやすくなるのに加え、「ごめんね」の気持ちを食べ物で埋め合わせしようとついつい与えてしまうのも術後太りの一因です。今以上の体重になるとホントに命取りの事態になりますから、食べ物は以前より減らすことを家族みなさんで守ってください。