9月末にお散歩のさせ方でイヌ掲示板に相談をされていましたよね。
老いた犬を思うやさしさに包まれて、愛犬くんは幸せだったと思います。
たくさんの犬を見てきて、老犬も皮膚病でステロイドを使った犬も、たくさん見てきて、ＹＮさんの犬は急死ではないと私は思います。
ステロイドの使い方がいけなかったんじゃないかとか、あの日に病院に行っていればとかではなく、愛犬くんは自然に命を終えたと思います。それが寿命というものであること。
もっと生きてくれるだろう、まだもう少しは大丈夫だろう、毎日いっしょにいると飼い主には思い込みが生まれる場合があります。
その思い込みと、自然に寿命を迎えた現実とのギャップ・・・どうしても飼い主はそれを急死と受け止めてしまうことがあります。
私にも経験があります。なぜ? どうして? なにかいけなかった? と。
でも、「違うよ、違うよ、これが自然なことなんだよ」と、空から言っている声が聞こえるんです、だいぶあとになってからですが。
さっきまで寝ていたのにと、お母さんはショックを受けていらっしゃいますか?
でも、おうちで、いつもの場所で眠りながら旅立つのは、これにまさる幸せはないと思います。
「驚かせてごめんね。でも、こうしたかったんだ」、きっとそう言っているでしょう。
どうかその声に耳をかたむけてあげてください。
20キロを越える子が13歳まで生きたのは優等生です。もっと早くになにかあっても不思議ではないですから。
長生きしてくれたね、いい子だね、そう思ってあげてほしいです。