獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-201212-3

Re:お礼/猫エイズとFIPについて
投稿日 2012年8月8日(水)11時31分 投稿者 けりーずはうす

シロちゃんは、帰ってこなくなっちゃったんですね。残念です。

さて、今回は血縁のあるもう1匹の猫で、FIV陽性ということなんですね。
まず、一般の血液検査では癌があるかどうかはわかりません
これはよく受ける誤解なのですが、癌があるかどうかわかる検査は「癌マーカー」という特別な項目です。
外部発注の検査ということになります。

右後ろ足はその後、問題ないのですか?
また、嘔吐するのも落ち着きましたか?
血液検査で肝臓や腎臓などに問題はなかったのでしょうか。

猫の口内炎(歯肉炎も含め)のコントロールはとても難しいのです。
歯石がたまり、歯肉を押しあげているような場合は、歯石除去が有効なこともあります。
獣医師が頭を悩ませられる病気のひとつでもあります。
同じように扁平上皮癌がご心配であれば、歯石除去で麻酔をかける際に一緒に細胞診をしていただくといいでしょうね。

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