獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-201306-125

Re3:愛犬塩が原因で痙攣、後遺症
投稿日 2013年6月10日(月)19時46分 投稿者 チーママ

大変でしたね。
私も知らずにウサギを飼い始め、ウサギのことはウサギに教えてもらったようなものです。そして今でも、それは続いています。
人間の言葉を話せないので、何処がどう変と言えないだけに、こちらも普段と比べたり獣医さんとコミュニケーションをとったりで、いまだに勉強中です。
ですから、もちろん間違ったこともありますし、後悔だってあります。でもそれはみんな「ウサギという動物を良く知って、しっかりした飼い主になりなさい」と教えてくれているのだと思っています。

海での漂流者などが、のどの渇きに耐え切れずに海水を飲むと、確実に死亡します。
摂取量によっては、塩は毒にでもあるのですね。
救急の先生の「脳浮腫をおこしていた」というのは、塩中毒の症状でもあるので、確かでしょう。それにより、もともとの疾患がひどくなったということではあると思うのですが。
詳しいお話の中に、一度も癲癇に言及されていませんが、そういわれたことはありませんか? 小さなころからストレスがかかると痙攣を起こす、今回のことでひどくなった、となれば、当然基礎疾患としてお話が出ないのかな?と思いました。
血液検査の結果も落ち着いている、身体的にこれといって問題になることが見当たらないとなれば、癲癇の可能性を一度先生にお聞きしてみてはいかがでしょうか。
長時間の痙攣があるなら、さすがに心疾患はないでしょう。
ですから、神経障害があるのは確かなようですから、あくまでも対処療法にはなりますが、痙攣発作を起こさせないようにコントロールする必要があるかと思います。
人間でも癲癇をコントロールすることは難しいですが、大発作を起こさない程度に穏やかに暮らすことはできるようになります。
ただしこのあたりは、癲癇や神経障害に経験豊富な獣医さんが見つかるかという問題もあるかと思いますが。飼い主さんも、がんばって探してみてくださいね。
何とか健やかな生活が出来る様にと、心から願っています。

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