犬と猫が戦えばという命題は、ゴジラとウルトラマンが闘えばというのに似てますね。

昨今はウルトラマンの身長がずいぶんと改変されていますが、テレビに登場した当時２０ｍでした。それに対してゴジラは５０ｍでした。端から勝負は見えていました。
が、ウルトラセブンのように身長大きさ自由自在もおりましたし、昨今のウルトラマンの設定ははるかに大きいことになっています。ゴジラの方も５０ｍのはずが、映画を重ねるのにつれて大型化して、今では１００ｍあることになっています。では、これで対等かと言えばそうとも限りません。
ウルトラマンは空を飛ぶので空中戦が可能なので有利とされていますが、ウルウトラマンには致命的な弱点があって、３分以上闘えません。すなわち、３分以内にゴジラを倒せなければ、自動的にウルトラマンが負けてしまうわけです。

猫は、同じ体重の犬が相手であれば、顎の咬む力が段違いに違いますし、爪も武器となりますが（猫の空中戦は武器にはならないと思います）、ウルトラマンと同じく持久力に欠けます。激しい活動を長時間続けるのには、心臓がついていけず不適です。
同じ大きさの犬であっても狩猟犬の系統の犬が相手であれば、これは一撃離脱しかありません。
犬と猫では、ポイントとなる体の大きさと持久力という点で、ゴジラとウルトラマンに似ているように思います。

ユーチューブの猫は、怒りの剣幕で押し切ったという感じですね。むしろ、自らの不利を省みることなく、男の子のために突進していったその行為こそを誉めてあげたいところです。