獣医師広報板ニュース

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Re:アレルギー持ちの愛犬の避妊手術の予後が悪い
投稿日 2014年10月18日(土)09時13分 投稿者 けりーずはうす

獣医師です。
縫合糸に反応し、炎症を起こしてくる犬、猫はいますよ。
反応するスピードは、手術後すぐに起こしてくる子もいれば、1ヶ月以上経過してから起こす子もいます。
手術後すぐに反応してしまった動物に関しては、腹膜(筋肉を縫合している糸と主治医がおっしゃってる部分です)が癒合する期間は
薬で炎症を抑え、その後再度皮膚を切開し縫合糸を除去します。
この時に、どうしても皮膚は縫合をしなければいけませんので、もう少し投薬をしていただくことになりますが
ほとんどの場合、この手順ですっきりと治っております。

また、アレルギーのある動物が必ずしも縫合糸に反応するとは限らず、また皮膚にまったく問題のなかった動物が
炎症を起こしてくるケースもあります。
やってみなければわからなかったことですね。
糸による反応だけであれば、あとはすっきりとするはずですから
前向きに考えてあげてくださいね。

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