獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-201701-49

猫の湿潤療法について。
投稿日 2017年4月8日(土)19時06分 投稿者 2229

3歳前後、雑種、後肢不全のメスの保護猫のことでご相談です。
右側を下にして動く癖があるのか右太もも〜陰部に床ずれのような擦り傷ができ、こちらが預りを引き受けた際には既に皮膚が10センチほどの円形に剥がれておりました。
肛門付近の皮膚は裂けている(割れている?)ような状態でした。陰部周辺には尿かぶれによる赤みが広がっており、排泄物が閉じ込められて蒸れてしまうかも、という理由でおむつ等はせず、シーツでの排泄をしています。(自力排泄できます)

抗生剤としてパセトシン投薬と、ぬるま湯での洗浄を10日以上続けておりますが赤みは依然として残っております。太もも〜尾根にかけての剥がれた皮膚は皮一枚でぶら下がって、肛門〜尿道付近の皮膚はやや白く盛り上がっている状態です。感染症なども心配ですし元気はありますが食欲不振の状態が続いています。
(傷は常に剥き出し、ペットシーツに接している状態です。)

何度もかかりつけの獣医師に相談しましたがこのままの治療で大丈夫、いずれ赤みも引くから、と言われていますが剥き出しの状態の傷口は四六時中シーツと擦れてしまっていたりシーツにある尿がついてしまったりで、素人目ながらにもこのまま指示に従ってていいのかと疑問を感じでいます。
湿潤療法というものがあるようで、この子にはそれが合っているのではないかと思ったのですがこの状態の傷口にそれは適しているのかがわかりません。

この子の右太もも〜陰部周辺の状態から、何かアドバイスを頂けますと幸いです。よろしくお願い致します。

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