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意見交換掲示板個別発言

Re6:入院中に死亡した猫の処置
投稿日 2020年12月14日(月)11時06分 投稿者 H

迷いましたが、うんちの話で終わるのは本意ではないので。
私がS病院に行ったのは、腫瘍認定医の意見が欲しかったからでした。K病院での手術の予約はそのままにして、断脚と言われましたということで診察を受けました。なんとしても脚を残したいとは言っておりません。結果、脚は残せると言われ、腫瘍摘出手術をしていただきました。手術後、思ったより浸潤していて、取り切れなかったようなことを言われました。再発しますよねと訊くと、出てくればまたくり抜けば良いと。私も知識が無かったので、できものみたいなものと思えばいいですかと訊いたことを覚えています。その後、皮膚が壊死した時には、皮膚が壊死して、下の癌細胞も死んだから、かえって良かったと言われました。いつまでも浸出液が止まらず、皮膚が無くなって傷口は拡がっていきました。皮膚を乾かすから包帯を外さないといけない、管理出来ないだろうから入院させると言われ、その入院中、エリザベスカラーをものともせずに傷口を舐め続けていたのに、それを伝えてもそのままでした。何度も何度も再発しているから治らないんじゃないかと訊いても、再発はしていないの一点張りで、再発の診断時には、腫瘍が傷口から5ミリは盛り上がっていたと思います。ほとんど毎日診察に通っていたのに。
呼吸の様子がおかしかった時に、Sに行くか迷いましたが、肺に転移している可能性があり、直近のレントゲン写真があるため、検査をしてもらうことにしました。肺に転移は無いとの検査結果でしたが、Sには心臓の専門医がいるとの話で、そのまま心臓の検査もしていただくことになり、担当医も変わったのかと思っていました。呼吸が早い原因は不明で、獣医師二人の見解も違うようでした。11月30日は心臓の先生で予約をしていたので、良く話を訊きたいと思っていましたが、診察室には腫瘍認定医がいました。そして、翌日朝、亡くなりました、まだ柔らかいから亡くなったばかりだろうとの電話がありました。すぐに酸素室から出したなら、少なくとも首を伸ばしたままはありえないんじゃないでしょうか。前日まで治療していた猫が死んでいたのに、抱き上げることもしなかったことが信じられないのです。
今思えば、1か月半も痛い脚を我慢させられ、毎日のように病院に連れていかれたために、弱って死んでしまったんじゃないかと思います。腫瘍摘出後の病理の結果は15/10視野、断脚後の病理では20/10視野で、悪くなっていますねと腫瘍認定医に訊いたところ、9を超えたらダメだと言われました。それなら何故、早く断脚したほうがいいと言ってくれなかったのか。それを判断して欲しくて行った病院だったのに。
3か月、寄ってたかって虐待して、私の愛する猫は死んでしまいました。一生後悔しかありません。

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