うるう年の閏日に逝ってしまうなんて、命日も四年に一回になっちゃうよね。
ノッシー君、13年間の楽しい思い出をありがとう。
この日がくるのは、君と暮らす前から分かっていたんだ、だから君が幸せだったと
実感できるように、家族みんなで君を愛し続けたんだよ。そしてそれ以上に、君は
僕たちに幸せを運んでくれた。
たくさん散歩に行ったね、君が青年の頃は湖を一周したりもできた。美しい毛並と
精悍な顔だちは、みんなの注目のまとだったね。
川遊びもたくさんしたね。君があんなに亀に夢中になるとは思わなかったよ。300回
ぐらい行ったかな、ジイちゃんは正直、しんどかったよ。でも、君が喜んでくれるから
幸せでした。君が最高の犬でした。君が最高の友でした。君を中心に世界が回っている
ようでした。君のニオイが心の安らぎでした。待っていてくれる者がいる家庭は、幸せ
に包まれていました。 寂しいよ。うっとうしいぐらい、かまって欲しがりの君が、明日
からはいない。君は虹の橋を渡って、遠い空の向こうへ行ってしまった。
今は張り裂けんばかりの胸の痛みが、君のいた証しです。
君を忘れない。君を忘れたくない。自慢の愛犬だったよ。最後まで心配させないように、
気をつかってくれたね。僕は誇りに思うよ、君と過ごした13年間を。
明日は丁重に弔ってもらうからね。君の好きだったパンとササミも、そーっと入れておく
からね。
幸せを運んでくれた、最高の愛犬、ノッシー君。安らかに。