8月30日は貴女の13歳の誕生日でしたね。
去年の今頃はお祝いできたよね。

暑い夏が終わり一安心したその２ヶ月後に貴女が天に召されてしまうなんて。
早いものでもう１年近くなるんだね。
寒くなったら着せようと買っていた服も一度も着ること無かったね。
秋になったらまたいろいろな場所に連れて行ってあげよう、そう思っていたんだよ。
貴女の食べ残したおやつは小瓶にずっと入れたままにしてたけど、
最近賞味期限が切れました。
ゆずに引き継いだリードとハーネスも相次いで壊れ新調しました。
ゆずは自分専用の物がどんどん増えなんだかちょっと嬉しそう。

貴女の使っていた物もちょっとずつ減ったり、変わったり。
貴女の生きていた時間がどんどん過去のものになっているんだなと感じるよ。
でもずっとこれからも誕生日を数えよう。
20年とか過ぎて貴女が居なくなった事を諦め切れる時まで。


それまで度々虹が出てあまりに奇妙だから
貴女が私達に会いに舞い降りて来てるんだな、と思っていた。
そろそろ？と待っていた6月に虹は出ませんでした。
寂しかったけど、
それは虹の橋にも慣れ“友達も出来たしお母さん達がいなくても平気になったよ”
って事だと思ってるから安心してね。まさか忘れたりしてないよね？