獣医師広報板の立場について説明させていただきます。
獣医師広報板の各ページの最下部には、獣医師広報板とはなんぞやと言うことに
関して記載しております。
曰く、「獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」
「獣医師が広報する」ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです」と。
この行で言いたいことは、インターネットには星の数ほどホームページがあり、
商業法人や公益法人の公的なサイトもあるが、獣医師広報板は個人サイトだよと
説明しています。
また、「サポーターや広告主の方々から資金応援を受け、趣旨に賛同する人たちが
ボランティアスタッフとなって運営に参加し、動物に関わる皆さんに利用され、
多くの人々に支えられています。」の行は、資金も運営スタッフも自前で、バックに
なっている団体組織は全くないと言うことを説明しています。
一言で言えば、獣医師広報板は星の数ほどあるツイッターやブログと同様に気楽な
個人の情報発信サイトだよと言うことです。
確かに、この掲示板は緊急災害時動物救援本部や小動物獣医師会から直リンクされて
います。
http://www.jpc.or.jp/saigai/pc_link.html
http://jsava.blogspot.com/
でも、私からお願いした事実はありません、リンクされた方と何らかのコミュニケー
ションをとったこともありません。
私は関西人で阪神淡路大震災では幸いに大きな被害は受けませんでしたが、震災への
平時の備えは大事だと考えています。
ですので、10年前にパールちゃんをボランティアスタッフに迎え、
すぐに災害と動物掲示板を作りました。
平時にそのような掲示板が活発に活用されるわけがありませんが、震災時の準備を
こつこつをやっていたわけです。
ですので、今回のような大震災が起こっても、震災関連の投稿はこの掲示板へと
誘導するだけの体制になっていました。
備えが生きたと考えています。
なお、私自身は獣医師ではありますが、事情がありまして獣医師会に所属して
おりません。
このあたりの事情も、最下行の「主宰者」をクリックしていただければ記載して
おります。
つまり、獣医師広報板は直接間接的にも組織団体の影響を受けておりません。
リンク先などは、ボランティアスタッフ全員と相談して決定しておりますが、
それとても獣医師広報板が利用を推薦しているわけではありません。
http://www.vets.ne.jp/info/pc/gokai.html#q17
あくまでも広報板として掲載基準に違反していないリンク先を紹介しています。
掲示板の運営についても説明させていただきます。
獣医師広報板の掲示板は投稿文審査方式になっています。
ボランティアスタッフが目を通してから公開表示するかどうか決めています。
これは、子どもが読んだりするのに適さない書き込みを一瞬たりとも表示しない
スタッフの強い意志の表れです。
表示基準は以下です。
http://www.vets.ne.jp/info/pc/bbscheck.html
また投稿にホームページアドレスがあった場合は、リンク登録時と同様にチェック
され募金サイトで責任者名などが明瞭でない場合は不採用になったりします。
http://www.vets.ne.jp/info/pc/linkng.html
自由を基調とするインターネット社会で、獣医師広報板の姿勢は滑稽なほど片意地
だと思います。
でも、審査のない掲示板サイトは山ほどあるわけで、ネットワーカーは自由に
ネットサーフィンすればいいのですから、獣医師広報板のようなサイトもインター
ネット社会の片隅にあってもいいと私自身は考えています。
最後に一言、今回のような大災害、誰が何をするかではなく、自分は何をするか、
自分に何が出来るか、それぞれの個人が自分の身の丈の範囲で災害に向き合い、
決して他人に頼ることなく、自己責任の範疇で行動することが大事だと、私は
考えています。