そういう方もいるという事ですね。

　３月１４日付けの東京新聞によれば、米軍第７艦隊は被爆したので退避しています。
　福島第一原発から約１６０ｋｍ離れた海上から退避したのです。
　科学的な研究結果の蓄積による科学的根拠に基づいての退避です。

　私達素人には、原発事故の理解は難しいところがあります。
　事態の深刻さを実感するのがほとんど不可能に思われます。

　今回の事故が長引くにつれ、
　私も含め、非常に多くの人が科学者による素人にも分かり易い解説を求めてネットサーフィンを繰り返したのではないでしょうか？
　現在進行形で起きていることを少しでも的確に理解するためです。

　私は自分の子供を原発周辺に行かせることはしません。
　ぶん殴ってでも行かせません。
　行かなくても、多かれ少なかれ私達皆がこの事故の影響を受けることは間違いない話なんだなぁと、あちこちで読み漁りながら思います。

　自分の子供に親の権限で禁止することを、赤の他人がやっている場合、私にはなんの権限もないので禁止もくそもない話ですが、その人達は我が身の危険を度外視しして動物達を救おうとしているという解釈は出てきません。
　そういう場面ではないように思います。
　
　職務で作業に従事している方々に思いをはせる時、私は胸を打たれます。
　言葉にならない思いです。
　自分の子供が、そういう場面に立ってしまった職業人だったなら送り出すしかないじゃないですか。そういうご家族の方は一体、どれくらいの人数になるのでしょう？
　誰かがやらなくてはならない、そういう立場に立っているのだから行ってらっしゃいと送り出したご家族も、割り切れぬ思いの中送り出されたのでしょう。

　ご紹介になったブログはね、その方の個人的なお考えでしょう。
　科学的根拠に基づく話ではないですね。