獣医師広報板ニュース

災害と動物掲示板過去発言No.0700-201104-162

Re:緊急災害時救援本部
投稿日 2011年4月15日(金)12時12分 投稿者 チーママ

今ではもう少し人手があるとは思いますが、それでもこれほどの大きなミッションを十分運営するほどの人数が足りているとは思えません。日々刻々変わるニーズの把握と手配など、どうしても必用な業務に労力を割けば、なかなか広報などには手が回らない状態だと思います。 どうにかしたいと思っているのは、より現場に近い人たち、現場の人たちではないでしょうか。
私などメディアやネット情報でやきもきしているわけですが、そんな情報はとっくに救援本部では把握しており、それの解決に向けて頑張っておられるのだと思います。
そして動物たちをどうにかしたいと思うならば、現地で頑張る獣医さんたち(もちろん被災した開業獣医師も多くおられます)をサポートする必要もあるわけで、十分な資材や機器、薬剤等が行き届くようにと願っています。
また家畜たちの問題も大きいと思います。犬猫のように一般の人が預かれるものでないだけに、そして産業基盤の一角を担っていただけに、本気で動いて欲しいと思っています。
プロキオンさんがおっしゃるように、牛舎で飼い主さんが世話をし続けていても、餌が不足していて「どうしても、餌を減らして与えるしかない。乳牛は餌がなくとも、乳を出そうとするから、こんなに痩せてしまった」と、腰骨が浮き出た乳牛たちに涙を流す酪農家の心痛を思うと、本当に悲しくなります。本当に人間が世話をしているのかと思えるほど、痩せこけた牛の姿でした。
馬の方は北海道の日高の方で100頭ほどなど、受け入れを申し出ているところもありますが、牛馬1頭当たりどれだけの維持費がかかるかを思えば、よくぞ!と頭が下がります。
ましてや汚染が懸念される肉牛においては…。
被災地の事を思うと一日も早くと思いますが、同時にのど元過ぎればという事ではなく、末長く活動を見守って支援していく心づもりが一番大事だと思っています。

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