災害と動物掲示板 2011年4月20日(水)17時01分

福島県と福島県獣医師会との災害協定はまだですね。ただ、県内市町村が県獣医師会支部とすでに災害協定を結んでいる場合はあるかもしれない。どこもそうです。一部のやる気のある獣医さんが音頭を取ってまず自分の地元から。それを「あそこがやるならうちも」の横並び意識で広げていく方式。
都道府県の動物愛護担当者はみんな一生懸命働いてくれていますが、なんせ人事異動があるので積み上げてきたことが後退またはリセットされるパターンが多い。
いざ災害となったら自治体職員は本来の部課以外の仕事にも駆り出されます。愛護担当者も同様。事前に獣医師会と災害協定を結んでおけば丸投げして獣医師会さんお願いねでいいんです。災害協定なんか結んだら仕事が増えると誤解している自治体職員が多いんですが、逆です、仕事を減らせるんです災害時に。
いちいち自治体に「どうします?」と聞かずに獣医師会が動けるようになれば、もっと迅速にもっとさまざまなことに対応できます。獣医師会支部会員は地元の即戦力ですから。

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