獣医師広報板ニュース

イヌ掲示板過去発言No.1100-200102-40

WANさん>
投稿日 2001年2月2日(金)23時28分 パールちゃん

ペットロス経験者のパールです。

どんな失い方をしても悲しいものです。
それは、かわいがったぶん愛したぶん、
避けようのないことです。
ペットロスは誰の身にも起こるのです。
私が何匹もの家族を見送った経験から言うと、
「ペットロス」=「死を受け入れられない」です。
「いない」ことを受け入れられない、「いない」ことを納得できないうちは、
ペットロスから立ち直ることはできませんでした。
今、冷静になって自分のことを振り返ってみると、
ペットロスというのは一種のショック状態なのだと思います。
それまで続いていたことが突然断ち切られてしまった衝撃、、、
昨日まではいた子がもう今日はいないという衝撃、、、
ショックを癒すのにいちばん有効なのは、やはり時間なのだと思います。
悲しみは急には去りません。
失い方に後悔の残る場合は何年も何年も悲しみは続きます。
けれど時間は、心の傷を優しく包んで、後悔や反省や憎悪を洗い流してくれます。
泣いてもあの子は帰ってこない、泣いたらあの子も困るだろう、
そう思えるようになったら、悲しみはホッとあったかい思い出に変わります。

もういないことを嘆いてあの子を困らせるよりも、
あの子がいたという事実を大切にしよう、、、
大切な四つ足の家族を見送るたびに、
私はそう思うように自分に言い聞かせています。
「いない」ことを嘆くのは自分のため、
「いた」ことを思い出すのはあの子のため、
もういない、けれど確かにあの子はいた、そう思えた瞬間、
足元でしっぽをふっている魂が感じられるのです。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。