パールママさんへ。

車酔いによる苦痛を減らすには、遅くとも乗せる2時間前くらいまでに食餌を済ませ、
胃の中を空っぽにしておくこと。
飲み水も2時間前に打ち切り、あとはガブ飲みさせず舐める程度の量に留めておくこと。
出発前に排泄を済ませておくこと。
車に乗せるときは路面の凸凹や揺れがいちばん伝わりやすいタイヤの真上は避け、
なるべく前輪と後輪の中間くらいの場所に置くこと。
運転は急発進・急停車と急ハンドルはせず、優しい運転を。
エアコンで車内温度を下げるとともに、窓を少しあけて空気の流れを作ること。
車酔いが始まったら吐くのはしかたないけれど、
一度二度吐いて治まるようなら様子を見ながら進み、
何度も何度も吐くようなら吐き気が治まるまでどこかで小休止。
そのとき水を飲みたがってもごく少しだけにしておくこと。
多量に飲ませるとまた吐き気をもよおしてしまうから。
所要時間にもよりますが、車酔いする・しないにかかわらず、
1時間に1回くらいは休んで、外の空気を吸わせて、体の平衡バランスを取り戻させてあげること。
到着したらゆっくり静かに休ませ、たっぷり水を飲めるようにしておくこと。
元気を取り戻したら楽しいことをいっぱいすること。
楽しかった記憶が車酔いしてつらかった記憶を上回れば、車好きになりますよ。
あと、車の中では叱ったり困った素振りを見せたり大騒ぎしたりしないこと。
体の車酔いより心の車嫌いのほうがストレスになりますから。