ペットに接種される狂犬病ワクチンの多くは1頭当たり1mlで製品化されていて、
集団接種でも病院での個別接種でも1頭/1mlが使用されます。
集団接種で受けるか病院で受けるか、どちらがいいかはなんともいえませんね。
接種前の問診はどちらが念入りということはなく公園でも病院でもどちらも同程度だと思います。
(既往歴や慢性疾患をもっているのでなければ、です)
衛生上の問題は気にしすぎなくていいですよ。
公園などの屋外が衛生上問題ありだとしたら、
病気の動物が集まる病院も衛生上問題ありになってしまいますから。
接種後の異変に対する対応も、どちらがどうと差はないと思います。
接種直後の異変ならどちらもその場に獣医師がいるわけですし、
何十分か何時間かあとの異変なら改めて家から病院に行くことになるのは同じですからね。
犬の性格上、集団接種に向かないタイプがいます。
興奮しやすい、たくさんの犬に会うと異常におびえる、飼い主が抑えきれないほど暴れる、など。
それさえなければ、登録も同時に済ませられる集団接種のほうが便利ですよね。

いずれにしても接種前は体調を整えて、混合ワクチンやフィラリア予防薬など、
他の薬剤投与とは間隔をあけておくことが望ましいです。