獣医師広報板ニュース

ネコ掲示板過去発言No.1200-199807-2

にゃじゃらが死んじゃった。
投稿日 1998年7月3日(金)02時29分 にゃじゃら

こんばんわ。
初めて書きます。誰かに話したり、書いたりすると、少し悲しみが減っていってくれるような気がして。
すみませんが、少し聞いてもらえますか?
2週間前に、家の近くの道の真ん中でうずくまっているとても小さな子猫がいたんです。もしや死んでいるのかも。。と、びくびく
しながら近寄っていったんです。
そしたら、呼吸はしてるんですね。このままいても車にひかれちゃうんで、彼と二人、とりあえず私の家で保護する事に決めて
連れ帰りました。うちには室内外の犬と猫がいるので、これ以上動物を飼うのは母が大反対!で、見つからないように、そうっとベランダへ。うちにはドライフードしかなかったので、ツナ缶
を入れてやると、さっきまでぐったりしてたのに、ガツガツ食べて、みるみる復活。思い出したように、威嚇し始めて。でも、迫力は全くなくって、吹き出すほど、かわいいだけ。
あまりにも、汚れていたんで、とりあえずお風呂にれたら、ノミだらけ。こりゃ、うちの2匹とは一緒にできないなあ。と、事務所に連れて行くことに。事務所は家のすぐ近く。私しか出入りしないので、好都合。里親を捜す間そこで面倒みよう、と言うことに。下痢をしていたので、二日後病院へ。すると、「血便で寄生虫がでてます。」と言われ、虫下し&ノミの駆除をしてもらい、帰宅したんです。
女の子で生後二ヶ月くらい、体重330グラムと言うこともわかりました。
下痢はしているものの、元気だけは人(猫)一倍。
最初は、威嚇して逃げ回っていたんですが、そのうち事務所のドアを開ける音でお迎えしに来るように。私の後ばっかりついてまわって。私の頭から脚までのぼったり、降りたり。
病院へ行ってから4日後、白いそうめんの様な虫が便から出て、さらに2日後下痢も治って。これなら、もう予防注射して、胸をはって、里親探しができるって、安心してたんです。
そして先週の木曜、母が旅行に出る事になり、チャンスとばかりに、家に。うちの猫とはダメでしたが、犬の方とはすっかり仲良くなってました。
そして、それは土曜の朝突然やってきたんです。
「にゃーん!」という鳴き声に明け方目を覚ました私は、トイレかな?と起きあがって見ると、苦しそうに嘔吐しているにゃじゃらを発見したんです。
その時は、食べ過ぎたのかな?くらいに思ったのですが、夜まで続く激しい嘔吐、水も餌も食べずじっとうずくまるにゃじゃらに
不安を覚え、日曜の朝一で病院へ。
体温も下がっているし、危険な状態。入院する事に。
「おそらく、猫汎白血球減少症でしょう、子猫なのでかなり難しいです、できる事はやってみます。」とお医者さま。
まるで狐につままれている様でした。
だって、すごい元気だったし、いきなりこんな事になるなんて。
後で本で読んだら、この病気、5〜9日の潜伏期間の後急に発病するそうなんですね。知りませんでした。
もう、いくらかかってもいいから、元気になったら、家の子にしようって彼と相談したんです。(近々結婚して引っ越すので)
祈る事しかできないんですね、こんな時って。何もできない自分が腹立たしくって。
火曜日の夜10時、お医者さんから、9時半頃、息を引き取りましたって電話をもらいました。あまりにあっけない死でした。
一緒にいたのは、短かったけど、一番世話のかかる甘えん坊だったから、かわいくて、かわいくて。
猫って、こんなに甘えん坊だっけ?ってびっくりするくらいだったんです。うちのは、クールなのもので。
もし、土曜日の間に連れて行ってたら、とか、あんなに小さな体に針とかいっぱいさしちゃって、可哀想だったとか、後悔がおしよせてきちゃって。涙が出て、涙が出て。
月曜日に引き取りに行ったんですけど、当たり前なんだけど、ほんとに死んじゃってて。
この、2週間にゃじゃらにとって、全部無駄だったのかなって。
何のために生まれてきたんだろうって。
なんにも、できなかったって、彼と二人で泣きました。いっぱい泣きました。
病気の怖さを知りました。無知な私たちに、にゃじゃらが身をもって教えてくれたって思ってます。
毎年の予防接種、今までは義務感でやってたけど、それで命が救えるんだと思うと、ほんとに重みを感じました。
にゃじゃらと出会えて、よかったと思います。
今は悲しいけど、笑ってにゃじゃらのかわいかった一つ一つのしぐさや表情を思い出せる様に頑張ります。
長々と書いてしまいました。ごめんなさい。
話すことで、少し落ち着けるんです。
ありがとうございました。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:業界最大級の獣医師求人 株式会社TYL様のリンクバナー

サポーター:日本ベェツ・グループ 三鷹獣医科グループ&新座獣医科グループ 小宮山典寛様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
◆モバイル◆
獣医師広報板
i-mode,au,soft-bank携帯対応獣医師広報板2D-code
docomo,au,soft-bank
スマートフォン対応
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンク広告募集サポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2019 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。