獣医師広報板ニュース

ネコ掲示板過去発言No.1200-199812-31

ホメオパシー(同種療法)とカナダのHPについて
投稿日 1998年12月22日(火)10時57分 猫ママ

会社にいるとしばし病気の猫を忘れていられるので、気が楽です。
といいながら、日本国内はもう検索し尽くした?ので、北米と英国の
HPの検索に集中しています。中には眉つばものとか、日本では無理
だなと思われるものもあります。

同種療法については、東京都の某動物病院がとりいれているという
情報をいただきました。遠いので私は行けませんが、お近くの方は
メイルを下されば病院名をご連絡します。

同種療法とは西洋社会に古くからある古典的治療法で、欧米でも認めている
お医者様と認めていないお医者様といらっしゃるようです。でもこの療法を
施す医師も獣医師も栄養士も、無資格の人という訳ではなくて、自分の資格
とは別に同種療法の資格をとっていられる(英国)そうです。そういった
資格のない人は、同種療法の学校に数年通って、同種療法師の資格
(グレードが沢山ある)をとります(英国)。北米では日本と同じで
医師や獣医師が同種療法もすると看板をかかげているのでしょうか?よく
わかりません。北米には自然食療法を扱う獣医師さんとかもいるんですよ。

同種療法自体については、受け売りですので無責任にここでは書けません。
あとで個人的に連絡します。私がここで紹介するのは、そのホペオパシーで
HIVがかなり改善されたというカナダのHPです。残念ながらその猫は、
結局老衰で18歳という長寿を終えました。FIVの兆候が現れ(口内炎や
上部気道疾患など)、数週間で死ぬと言われたのに、同種療法の獣医師に
変わってそれが収まり、その後2年以上も生きたのです。ただしFIVを
完治したわけではありませんし、これは同種療法とこの猫の相性がぴったり
合ったこと、飼い主が非常に熱心にその療法を補助する食事療法とか全てを
した結果だと思います。私も真似しようとは思ったのですが、中々材料も
手に入らないし、相談する同種療法の医師や栄養士も側にはいないので
できることだけしています。

そんなにむずかしくない英語なので、読んで見てください。このHPでは
まだ猫は生きています。その他この猫のその後や、カナダでFeLVに
効果があったという薬を紹介しているHPとかもありますので、興味ある方
は個人的に連絡下さればご連絡します。

まあちゃん、ありがとう。
今はシロキチがFIPを発病していないことだけを祈っています。

http://www.blackgiraffe.com/jmight/fiv/homeo.html

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