獣医師広報板ニュース

ネコ掲示板過去発言No.1200-200501-84

>みきさんへ
投稿日 2005年1月12日(水)01時29分 投稿者 にゃん吉

我家で死んだ猫はちょっと調子が良くたった矢先、血栓がつまり、後肢麻痺とショックを起こした状態で刻一刻と呼吸に苦しみ亡くなりました。
当の猫にとっては一生懸命息を吸おうとしても酸素が体に供給できず、酸欠状態。周りが何を声をかけようが、苦しい・うっとうしい・不安だと感じていたことでしょう(^x^;)
猫にとってではなく、飼い主の自己満足という意味で、納得のいく最後であったのです。
病院で酸素室に入ったり(猫体が多少楽になる)、呼吸が止まったら人工呼吸を行う(などの対応がスグできる)など猫の体への利点より、
夜中の病院で1匹で死ぬ可能性が高い、死に目に会えない、家で家族が囲んで看病をしたい、死に目を見たい、がんばれって声をかけたい、・・・等々人の自己満足といえる理由から家に連れて帰って最後を看取ったのです。
動物は最後の最後まで必死で生きようとします。人間のように苦しいから死のうとは思っていないでしょう。
治療を行う、安楽死をする、家に連れてかえる、どれも飼い主である人間が判断をします。猫ちゃんの命の責任を背負っているのは飼い主です。みきさんがこうしたい!と思うことをしてあげれば良いのですよ。誰も非難することではありません。
みきさんたちに愛されるように、猫ちゃんもきっと、微笑んでくれますよ(^o^)oみきさんも猫ちゃんもファイト〜!

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