獣医師広報板ニュース

ネコ掲示板過去発言No.1200-200607-52

Re 避妊手術について
投稿日 2006年7月17日(月)17時23分 投稿者 けりーずはうす

当院が行なっているのは、卵巣ー子宮摘出術です。
確かに、獣医師の裁量で手術法を決めてもいいのです。また、私は飼い主さんに選択していただくことはなく
全ての例においてこの手術法です。
理由として
卵巣を残すデメリット・・発情が来ることで、様々な問題を生みやすい(夜中に鳴いて苦情、飼い主さんが眠れない、猫もストレスが貯まるなど)
乳癌にかかる確率が高くなる

子宮を残すデメリット・・子宮の病気になる可能性が残ってしまう。

であれば、残しておくメリットが小さくなり、再び開腹する危険を残すよりも両方除去した方がよいとの判断です。

もちろん、どんな場合にも麻酔に危険はつき物です。であればこそ、若く、健康な時に行なった方がリスクは低いでしょうし
先にも述べましたが、麻酔をかけるのは、一度がいいですね。

時期など詳細は主治医の先生と話し合われて決められるといいでしょう。

また、牛乳のことですが・・・。一般論で言えば下痢さえしなければ与えていただいて問題はありません。
しかし、与えているキャットフードがPhケアーであれば(どうしてなのか不明ですが)
牛乳であっても、水以外は与えてはいけないはずですが・・・
やはりこれを処方なさっている主治医の先生に伺ってみたほうがいいと思われます。

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