あ、さっそく猫に負けてしまわれたのですね。

猿は大まかにはエイプとモンキーとに分けられますが、どちらの猿も樹上で暮らしていた頃から、排泄の我慢は苦手です。すぐにその場で済ませてしまって、我慢を苦手にしています。人間もエイプと大した違いはありませんから、自分で我慢しようとしても　かなりの苦痛を実感されてしまうかと思います。
ただ、これが、待ち伏せ狩猟型の動物である猫も同じような感覚でいるかとなると、それは違っていると思います。彼・彼女らは、普通の状態でもっと我慢できちゃんですよ。
（　その猫達が、苦悶するのですから、尿閉という状態が尋常でないことが分かるということになるのです。　）
したくでも出来ない状態である尿閉と外で排泄したいからという我慢とでは、まったく別のものです。これを混同してはなりません。
別段、飼い主が心を鬼にしなくてもすむ話です。主体が、猫ではなく人間にある、外でやらずにいえの中のトイレで済ませなさいというだけのことです。我慢の限度に相違があるだけのことであって、死ぬまで我慢できるわけではありません。
むしろ、見切りをつけてからなら、猫の方があっさりしているように見えますが。