やはり、別宅がありましたか。もっとも、内容的には本宅だったようですね。

犬と猫がいっしょに暮らすことは可能ですが、吼える犬ですと猫が嫌がりますね。昔から、「大工と子供は猫の天敵」と相場が決まっています。その心は、五月蝿い・騒がしいのというのが猫が何よりも嫌うことだからです。
逆に言いますと、犬の方が吠え立てなければ、猫はさほど気にしないということでもあります。とくに高いところがありますと、そこから下で吼えている犬を悠然と眺めていたりします。このあたりの「高さ」による安全ということになりますと、猫の学習ということになります。
咬む力、瞬発力、ジャンプ力というなると、猫は犬に勝りますが、平面で追いかけられ続けますと、完全に犬の玩具となってしまいます。
おそらく、まだ若い猫なので、見慣れない動物に近づかれるのを警戒して、先手をうって自分に近づくなと威嚇しているのではないでしょうか？
常に人間が傍らに居て、両者が緊張しないように働きかけたり、猫が逃げをうつことができる高い安全地帯を設けてあげると犬を恐がらなくなりますよ。犬の方も最初は、縄張りに侵入した怪しい奴と思っていますが、飼い主さんの態度から同居する仲間なんだと理解してくれるようになります。