獣医師広報板ニュース

ハムスター・リスなど齧歯類掲示板過去発言No.1300-200305-94

re:悪循環
投稿日 2003年5月28日(水)00時45分 みゆきママ

>anさん
みゆきの悪戦苦闘ぶりと似ているところがあるので、ひとごとと思えません。
うちの子よりもずいぶん大変そうで、ご苦労お察しします。
anさんのハムちゃんの場合は、腫瘍の位置がやっかいな部位ですね。
食べにくくて食べられないのはホント困りますね。
うちの子も脇の腫瘍以外に、首から胸にかけて傷があり、一時期食べにくそうなときがありました。
(歯が欠けて食べられなかったこともあり、みゆきは小病ですが、ひっきりなしにあちこち悪くなってます)
小さな注射器(針はもちろん無し)のようなもので、直接口の中に入れてあげてはいかがでしょうか?
注射器は市販のものでも充分だと思いますが、より細いものを獣医さんで買いました。
傷にさわらないように優しく抱っこして、飲ませたり、食べさせてあげると、
anさんの愛情がより伝わって嫌いなものでもたべてくれる気がします。
うちの子、けっこうそうなんですよ。
置いておくとちっとも食べないのに、手渡しすると食べてくれたりします。
食べてくれたら、その場ですぐ「嫌いだけど食べてくれたね。ママ嬉しいな」となでてやります。
でも、嫌がるときは、すぐ引きます。そうでないと「ママの手は嫌いなものを食べさせる手」になっちゃいますから。
anさんのハムちゃんも、最近薬が入っていなくても食べないのは、
「これは、薬が入って不味いもの」と覚えてしまったのではないでしょうか?

餌も餌入れに入れると、餌入れの端が患部に当たったり、手を使ったりしなければならないので、
床に直に置いたりもしました。
スプーンも使いましたよ。アイスクリームについている透明のプラスチックのものです。
あまり深くないので、液体のものや流動状のものなどを、
患部に当たらないように、斜めにして少量ずつ流しこんでやりました。
今も薬はスプーンを使っています。
タイミング悪く、その時飲んでくれないときは、
しばらくスプーンごとケージ内に置いておくと、知らない間に舐めてくれていることが多いです。
それでも飲まないときは、無理強いせず、片付けます。
あと、自分の指先(腹の部分)に少量つけて、口元にもっていくと、
舐めてくれました。

ふやかしペレットは、みゆきも最近やっと食べるようになりましたが、
以前は大嫌いでした。
その頃は、ペレットを粉状に擦って、ミルクと混ぜたりしました。
水分の具合でペースト状にも液体に近いものにもなります。
あまり食べないときはミルクの分量を増やしたりしました。
(ミルクが多いと太りやすいので、要注意です!)
あまり食べられないようでしたら補液注射、
痒いときはかゆみ止めの注射もあると思います。

うちの子の話ばかり長々と失礼しました。けっこううまくいきましたので、ご参考までに。
気を楽にして、がんばりましょう。
うちの子も試行錯誤してますので、何かいい情報がありましたら、教えてくださいね。




◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。