最近体調が悪く病院にも通って心臓病と診断されていたんですが、今朝9時頃天国に行きました。
母親の泣声で目が覚めて、死んでしまったことに気付きました。
いつもは朝にすごく弱いんだけれどこの日は母親の「ちょこが死んじゃったよ…」という声が聞こえた瞬間体が反応してバッと起き上がりました。
なんかすごく嫌な空気で、とても嘘だと思えなくて、理解するのになぜか１秒もかからず、眠っている意識が瞬間に覚めました。
前日までいつも通りで次の朝起きたら死んでるなんて考えもしなかったのに、
もしかしたらなんだかんだいって来年も再来年も生きている、ずっと一緒にいるんじゃないかなんて
それ以前に死ぬなんて、いなくなるなんて、動かなくなるなんて思ってもいませんでした。
飛び起きて母親の手に抱えられているチョコを見てすぐにわかりました。
体はまだすごくあったかくて、死んでいるようには見えなかったけど、
抱いて、心臓の音を確認して、死んでいるのを感じ取りました。
チョコのことは自分が１番大好きで
自分が１番一緒にいる時間も長かったと思います。
ときどき具合が悪くなるたびに
「もしこのまま死んでしまったとして、自分は泣けるのかな」
と考えたりしました。
大好きだけど泣きはしないだろうと思っていました。
けど実際に動かなくなってしまったチョコを抱いて、予想もしなかったほどの、ありえないほどの悲しさを感じました。
死んでしまったということが理解できるまで、３０分くらいはただひたすら抱いたまま泣くだけでした。
死んでしまったということが理解できてからは、後悔の念だけが膨らんでいきました。
なんで今日なんだよ
なんで俺は寝てたんだよ
本当に死んじゃったのかよ
なんで今なんだよ
昨日は全くいつもと変わらなかったじゃん
サインをだしてくれてれば
一晩中抱いたまま一緒に寝てたのに…
俺が気付けなかっただけだったのか？
「死」なんていつくるかわからないから仕方ないか…
一ヶ月前からずっと抱いたまま寝てやればよかった
なんで今日なんだよ
今、父親なしの生活をしています。
父親が仕事をしなくなったので（他にも理由は色々あるけど）
別居していて離婚の話も進んでいます。
父親は離婚したくないと言っていますが、調停ももうすぐ二回目で着々と進んでいます。
優柔不断な自分は母親と姉二人で暮らしているのに、時々父親のことを思ってしまいます。
そんなとき、あぁ自分は相対峙している父親と母親・姉二人のどちらに付くでもなく
けど母親たちと暮らしていて、時々父親の悲しみもわかったような気分になってる、中途半端なヤツだと思います。
実際そうです。二人の仲をとりもつでもなく、どちらかの意見に偏ることもできず、中途半端です。
けど、そんなときでも、チョコは味方してくれました。
そう思っています。
自分の安心できる相手でした。

今チョコはもういません。
家に帰っても妙に虚しい気持ちになりそうです。
神様は高い壁ばかりつくる嫌なヤツだとつくづく思います。
今まではチョコという仲間を持っていて、安心できる場所があると多少大きい気持ちになっていました。
これからは本当に一人です。
それは別に大丈夫です。
たいしたことではないと言い切るのは難しいけど、信じられます。
けど
今までずっと味方で有りつづけれくれたチョコを思うと、
もっと幸せな死なせ方があっただろう、と思います。
自分の腕の中で死なせてやりたかった。
今となってはもう無理ですが…

話がそれてすみません。
「今ウチの子が具合が悪い」と言っている人も多いでしょう。
もし死んじゃったら…なんてことを考えている人も多いだろうけど、
本当に「死」が近いというのはわかりにくいです。
自分の場合は、「死」が近かった　と死なれてからわかりました。
とても後悔してます。
みなさんはそういうことがないように
ペットとの日常にマンネリを感じたりしないように
後で後悔しないように、
今、自分の子にできる最善のことをやってあげてください。
結局言いたかったのはこういうことです。

ダラダラと長い文をすみませんでした。