獣医師広報板ニュース

ウサギ掲示板過去発言No.1500-200406-91

ウサギさんのターミナルケア
投稿日 2004年6月23日(水)22時34分 投稿者 チーママ

心が痛みますね。せっかく長生きしてくれたのですから
痛みを軽くしてあげたいと思っていらっしゃるでしょう。
人事ではないと、つくづく思います。
そして病気のウサギの前に、飼い主とはなんと無力化と。
でもウサギさんが安心するのは、ちろママさんのやさしい
声となじんだ手のぬくもりです。それだけは忘れないで下さい。

最近はペットも長生きになって、高齢に伴うトラブルを
考えなくてはならない事もでてきました。
生まれたからにはいつか必ず来る終わりの時に向かって
何をして上げられるのか。かかりつけの先生とよく相談
してみてください。

食べてくれる限りは、生きる意志があるということです。
臼歯の歯根が伸びているのであれば、柔らかいものを
あげる必要があるでしょう。ペレットも柔らかいものを。
野菜やリンゴ等食べてくれるものであれば、何でもあげて
良いでしょう。体力を温存する。そして次に考えるのは
痛みのコントロールでしょう。
どのように痛みを軽減してあげられるのか、どのような
方法があるのか。
当然リスクも出てくるでしょうから、メリット・デメリット
を天秤にかけて、後は飼い主さんの判断になるかと。
まだまだやって上げられることはあるはずですから、一生
懸命お世話してあげてくださいね。
どのような方法を選んだとしても、それはちろママさんと
ウサギさんとの大切なつながりの中での事ですから、ウサギ
さんは「ありがとう」と言ってくれると思います。
あきらめず、前向きに取り組んでくださいね。
ウサギさんはちろママさんだけが頼りですから。
痛みが少しでも上手くコントロールできることを、心から
祈っています。

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