獣医師広報板ニュース

ウサギ掲示板過去発言No.1500-200407-85

ウサギの権力バランス
投稿日 2004年7月27日(火)01時49分 投稿者 チーママ

今日一日、会社に行っていても、内心ハラハラ心配でした。
帰宅したら血みどろの惨状だったらどうしようかと。
お願いだから、無傷でいて。いや、無傷が無理でも少々の怪我でいて
と、そればかりを念じていました。だって一晩中、ドタバタでしたから。
まだ関係修復出来ていないときの事を考え、ゲージ用にウサトイレを買って、
歯医者さんにキャンセルいれて、息せき切って帰宅。
微妙な緊張感は残るものの、何とか無事でいてくれました。
本当ならゲージに隔離すれば安心でしたが、何しろ水ボトルはもう一つ
あるものの、トイレがない。
床のあちこちにはユキの毛が多少飛び散って、何度かは歯を当てたことが
うかがわれ、きっと追いかけるのと逃げるのとで、両方とも十分に餌は
食べていない様子。ウンチも小さかったり、量が少なかったり、双方の
ストレスがうかがわれました。
ともあれ、「シミ、いいこだったね!」と沢山なでてやり、逃げつかれた
であろうユキの事も考え、さっそくサークルを開けて自由にしてやりました。
シジミの動きにまだ敏感なユキ。特に後ろからこられるといけません。
前からくればいいのですが。シジミも昨日沢山しかられたのがこたえているの
でしょう、かなりイジケモード。人の顔色を窺います。
元来おおらかなユキは置いておいて、神経質なシジミの心のケアが先。
時間をかけて、なでながら、静かな声で話し続け、やっと手のひらに口を押し
付けて甘える仕草をしてくれました。ヤレヤレ・・・・・・
「シミイイコ。イイコ」となでていると、「ユキもー!」と頭をもぐりこませて
来て、いつもどおりに2羽まとめて頭をなでなで。
何気なくしていたことですが、この状態がいかに2羽の関係のバランスの為に
大切な状態なのか、良く分かりました。お互いに安心感がないと、鼻を突き合わ
せている状態は出来ないのですね。
そしてついさっき。ユキがシジミの頭を抱えてカクカク。
普段は明らかにシジミのほうが上。けれど時々ユキがシジミをカクカクする、
シジミがカクカクされることを許容する。これで力の拮抗が取れるんですね。
そしてカクカクの後に、ユキがシジミをなめています。一件落着のようです。

ほら、2羽とも落ち着いて並んで餌を食べだしました。
水をごくごく飲んでいます。
並んで寝ています。ユキがH形に伸びています。
やれやれ、やっと通常に戻ったようです。
もっともシジミの顔を見ていると、シジミのケアはまだ必要なようですが。
当分シジミはベタベタに甘やかしましょう。何につけ、優先してやりましょう。
人一倍やきもち焼きって事は、心が敏感って事ですから。
今回は本当に良い勉強になりました。また勉強になったで済んで、心から
神様に感謝してしまいました。

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