獣医師広報板ニュース

ウサギ掲示板過去発言No.1500-201008-27

Re:流動食でどのくらい生きられるんでしょうか?
投稿日 2010年7月31日(土)06時56分 投稿者 チーママ

大変ですね。少しでも長生きして欲しいですね。

流動食に関しては、内容次第です。
要は栄養バランスが整っていて、カロリーが十分なら、食事が原因でダメになることは少ないでしょう。
流動食は、ウサギ専用ということですので病院処方のものですね?
それを無塩の野菜ジュースで溶かすとか、少量の野菜ジュースなら、葉物も丸めて摩り下ろし、ダシやお茶を入れる不織布で作った袋に入れて絞るという手もあります。
自分でジュースを作ると、色々なものを取り入れる事が出来ます。
我が家は以前野菜食の子がいたので、今でも半分は野菜を食事としています。
明日葉、セロリ、チンゲンサイ、パセリ、シソが常食で、この他にサラダ菜、ブロッコリー、リーフレタス類、クレソン、バジル、セリ等を与えています。ニンジンはダイエットの為にあげていませんが、好きですね。

もし流動食にするなら、私は自己流ですが、大麦若葉の粉をブレンドすると思います。
これは以前神経症状を発症して、やはり流動食しか食べられない小鳥がいたので、その時に自分が使ってよかったので、思いつきでブレンドしたのですが、それなりの効果があった気がするためです。(この子は別の原因で亡くなってしまったので、大麦若葉の効果が最後まで確かめられなかったのが残念です。)
この小鳥は、流動食でまったく問題なく生きていましたよ。

どれくらいの水分で溶くかは、フンの状態を見て決めてくださいね。
カロリーが足りているかは、体重をみると良いですね。
体力維持のためには、体重をこまめにはかって、その子の元気な時の体重を目指すと良いですね。

問題は歯ですが、今のまま伸びていくと、そのうち口内を傷つけます。
その方が怖いですね。
他にウサギを得意とする病院はありませんか?
駄目元で、いくつかセカンドオピニオンを求めても良いと思います。
ちょうどtamaさんの書き込みがありますが、何らかの問題が無ければ、8歳という年齢でも麻酔は可能かと思います。
ただし、やせているという事ですので、体重を増やしてからでないと麻酔のリスクが高くなります。
また、先生によっては、麻酔ナシで歯のメンテをする方もいらっしゃいます。
我が家の先生は、基本無麻酔で歯科メンテをします。
なので、近隣の県からいらっしゃる方も多いです。
他にもちらほらと、無麻酔処置を聞く事が多くなりました。
駄目元で、捜してみてはいかがでしょう。
片道2時間かかっても、無麻酔で処置が出来るなら、まだまだ長生きしてくれますし、自分で食事が取れますものね。
もしも歯科処置が出来たなら、ペレットの見直しと、野菜食を取り入れてみてください。
ウサギさんによっては、それで歯の伸びすぎを防ぐ事ができますので。

どうかくれぐれもお大事に。大変でしょうが、頑張ってくださいね。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:ホームドクター・専門診療・救急:神奈川最大級のプリモ動物病院グループ様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。