獣医師広報板ニュース

ウサギ掲示板過去発言No.1500-201104-13

Re3:子ウサギの健康診断
投稿日 2011年1月17日(月)23時24分 投稿者 チーママ

新しくかわいらしいウサギさんをお迎えになったのですね。
良かったですね。

前のうさぎさんの病気のために、健康診断がちょっと気になってしまったのですね。
私は「ウサギの数だけ 飼い主の数だけ 飼い方がある」と思っています。
健康診断も、飼い主さんが獣医さんを選んで、考え方次第でよいと思います。

我が家は2ヶ月に1度組みですが、血液検査はしません。
体重、耳、臭腺のお手入れ、歯科チェック(獣医さんですので耳鏡で奥歯も見ます)、触診による内臓チェック、目のチェックとかかとのチェック。フケや気になるところがないか等々。
一番の目的は、先生とお話しすること。普段気になったことがあれば聞きますし、ほかにもあれこれ質問したり、うちの子たちの様子を話したりします。
今年8歳になる子は、加齢による変化もありますので、若い時とは飼い主も見方を変えなくてはなりません。そのあたりをお聞きし、次の検診までに気をつけるべきところがあれば教えていただきます。また季節柄気をつけなければいけないことや、最近こういうウサギさんが多いので気をつけて、といったことを教えていただきます。
我が家の先生は「血液検査をすれば、何かしらある事が多いです。毎回の数値に神経質になるより、ウサギさんの全体を見てあげることが大事。血液検査は、何か不都合なことがあったら考えればよいことです。」という方針ですので、血液検査はしません。
毎回ウサギさんにストレスを与えることはない、という事のようです。
今では私もそれで良いかと思っています。
人間だって、どこかしらの数値が高めだ低目だのがあって、それがその人の普通ということもありますから。

それなのにたびたび検診するのは、ウサギたちに病院や先生に慣れてほしいから。
先生もうちの子の普通をご存知だと、何かあった時に話が通じやすいからです。
でもこれは、たまたまそういう方針の先生に出会ったから出来ることであって、毎回血液検査をします、レントゲンを撮りますという先生であったら、また違ったかもしれません。

どういうタイプの先生を選ぶのか、検診をするのかは、飼い主さん次第であり、じゅりあさんのペットショップのような内容であれば、それでも十分かと思いますよ。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

サポーター:ホームドクター・専門診療・救急:神奈川最大級のプリモ動物病院グループ様のリンクバナー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。