あるある！それ私もありました。
こちらの場合は、足小指をぶつけると言うネタじみた事態だったんですが
私の場合も、その日、どうにも気分がイライラして落ち着かず
思わず泣いちゃったんですよね。
ぶつけた瞬間、転びかけてしまい、足の下にウサギの毛皮の感触がして
ひやっとしたことを今も覚えています。（無事逃げてくれましたが）

いつもなら文字通り脱兎のごとく逃げ出して、物陰から抗議の目で見つめた後
おもむろに私の腹をバリバリ引っ掻いてくる（腹いせ）んですが
その時だけは逃げた後、隠れもせずにくるっとＵターンして戻ってきて
せっせと膝を舐めてくれたんです。
嬉しいやら恥ずかしいやら（心をのぞかれた気持ちになりました）で
更に涙がちょちょぎれる……今思い出しても、心から慰められる出来事です。

ウサギさんは、本当に人間のことをよく観察していますよね。
「いつもと違うぞ？変だぞ？」と思ったら、必ず確認してくるように思います。
いつもクールなのに、ひとたびことが起こると、たちまち慰めに転じてくれる。
機嫌の悪そうな時は近寄らないし、弱っている時は寄り添ってくれます。

ウサギさんて本当にいいものですよね。