うさ飼いさんが与えている野菜リスト

うさ飼いさんなら一度は「どんな野菜が食べられるの？」と考えるはず。
幸幸さんとくまの姉さんが協力して、野菜のリストを作ってくださいました。
ここにあげたものは「ウサギが食べてくれるなら、与えても大丈夫な野菜」です。
どれも飼い主さんたちが与えているものですが、もちろんウサギさんによってはお腹に影響があることもありますので、様子を見ながら与えてくださいね。

また単品のみというような場合は、やはり弊害が出てくることも考えられます。もっともキャベツの甲状腺異常、レタスの催眠作用等は、よほど多くの量をかなりの期間与えるのでもなければ、問題はないと思います。それでも野菜嗜好のウサギさんには、なるべく多くの種類を取り混ぜて与えたほうが無難だと思います。
また野菜を洗った後は、よく水切りをして与えてください。ぬれたままの野菜は、傷みやすくなります。良く水切りして（我が家では表面についた水分がなくなるまで、ザルなどに入れて置いておきます）冷蔵庫に保存して、常に新鮮なものを与えてくださいね。

なお野菜のカルシウムを気にする向きもありますが、野菜は95〜98％が水分です。取り入れたカルシウムも、大量の尿で排泄されるので問題はないと考えます。野菜の分量が多くなるほど、尿量は増して飲水量は減ること、糞は黒っぽくなることもご承知置きください。

旬の野菜はビタミンミネラル豊富で、食欲を刺激したり殺菌作用があったりとサプリメント的役割を果たすものもあります。上手に利用したいものですね。
飼い主さんによっては、野草を摘んであげる方もいるでしょう。末尾にりんママさんのサイトの「中毒リスト」をリンクさせていただきました。ご参考になさってください。

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お店で手に入る、与えても良い野菜

＜一般的な野菜＞
☆一部を除き、基本的には葉の部分を好むようです。大根葉やニンジンの薄切りなど、天日干しすると甘味が増して、うさぎさんが喜ぶものもあります。夏は傷みやすくカビやすいので、冬場の寒風を利用すると安心です。

カブ・ラディッシュ（葉も）
ニンジン（葉も）
大根（葉も）・大根菜
キャベツ・芽キャベツ・ブロッコリー・カリフラワー：花芽の部分は丁寧に洗いましょう。
白菜・ターサイ
チンゲンサイ
小松菜
菜花（菜の花）・水菜
レタス類（レタス・サラダ菜・リーフレタス・サニーレタス・グリーンリーフ・サンチュ等）
ホウレンソウ（サラダホウレンソウの方が、シュウ酸が少ない）
トマト：ヘタなどの緑の部分は有毒
キュウリ
菊菜（春菊）・食用菊
グリーンアスパラ
明日葉
空心葉（空心菜）
モヤシ（各種スプラウト類）
芋づる（サツマイモの茎と葉）
トウモロコシの外側の柔らかい葉やヒゲ（カビが付くと有毒ですので、気をつけて）

＜香味野菜＞
☆最近はハーブが手軽に手に入るようになりました。ハーブならば何でも大丈夫かと言うと、そうではありません。特に薬用として使われるものには、妊娠中などには禁忌のものがありますので、注意しましょう。ちなみに下記のものは八百屋さんで手に入り、実際に与えて大丈夫だったものです。

セロリ
パセリ
セリ
クレソン
ルッコラ
イタリアンパセリ
大葉（シソの葉）
エゴマ
三つ葉
バジル
ミント
レモンバーム
レモングラス
ディル（おそらくフェンネルも）

（注）日頃からたくさん水を飲むウサギさんは、糞がゆるくなる可能性があります。
先ずは、水分の多い野菜（キャベツやレタス）は避け、パセリや大葉など水分の少なそうな葉物野菜からはじめてはいかがでしょうか。

＜果物＞
☆水分や果糖の多い果物は、お腹を壊しやすいことがあります。また全般的にカロリーオーバーしやすいので、糞の状態や体重をチェックしながら、少量与えてくださいね。

リンゴ
バナナ
苺
ブルーベリー（ベリー類）
モモ
スイカ
ナシ・洋ナシ
プラム（干しプラムも）


＜与えていけないもの＞
摂取する量や個体差もありますが、取り返しがつかなくなって後悔するのでは遅すぎますから、与えないようにしましょう。

ネギ類・ニラ類・にんにく
チョコレートに代表されるカカオ
アボカド
ジャガイモの芽や緑色になった皮
モロヘイヤ（家畜では中毒を起こす植物になっています）


＜中毒リスト＞（リンク先は外部サイトです。）
※→がリンクされます。http://www.vets.ne.jp/~rinmama/poisoning/f_index.html
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文章　チーママ