獣医師広報板ニュース

鳥類掲示板過去発言No.1700-200101-19

みっくんさんへ
投稿日 2001年1月6日(土)10時04分 はたの

獣医師ではありませんが、鷹匠で、かつ傷病猛禽のリキハビリなどやっております者です。

とりあえず、日曜日に施設へ持ち込まれるまでの間のケアについて。
金網カゴは最悪です。飛行のための羽が傷んで、健康を回復して飛べなくなり、次回換羽完了まで放鳥できなくなってしまいます。その間に筋肉が弱るので、換羽完了後も大変なトレーニングを要することになります。ですので、なるべく早く、ダンボール箱に移してください。
チョウゲンボウならみかん箱サイズで十分。一面を完全に切り取った箱を床に伏せるように置きます。その戸に側面になる4面のうちの隣り合った2面の、低い位置に、空気穴をあけてください(中が薄暗くなるように)。あける面を壁に向け、壁から数センチ離してダンボール箱を置きます(人の移動のたびに騒がないように)。空気穴とは別の面に、チョウゲンボウを取り出すためのドアと、エサを入れるための小さいドアとをカッターで切り込んでおきます。普段はガムテでとめて置きます。なお、ダンボールをひっくり返さないよう、重しが要ります。
床には新聞紙など敷き、その上にペットシーツを敷きます。日に1回、わずかに持ち上げた箱の下をすべらせるようにしてペットシーツを交換します。
ごく短期的には、エサは鶏肉、鶏レバー(特に一緒に入っている心臓)でOKです。摂食に問題がないなら、小さく切り分ける必要はありません。衰弱の程度によりますが、給餌は1日に1または2回で十分です。また、脱水がなければ水は与えても飲まないことが多いので、水入れはナシ、その代わり、与える肉に軽く手水を振りかけてやってください。

保護された原因がすぐに解消するなら、なるべく早く放鳥することがお勧めできます。数日以内なにら上記環境下から直接放鳥でもかまわないと思います。

中長期的に飼育する場合は必要な要素が変わりますし、リハビリ・放鳥を目指すのか、それが困難な障害が残って里親としての終生飼育となるのかによっても飼育法は異なってきます。そのときにはまたDMくだされば、ある程度はお役に立てると思います。

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