獣医師広報板ニュース

鳥類掲示板過去発言No.1700-200110-10

寒さ対策
投稿日 2001年10月6日(土)00時19分 は

種によっても、また運動量によっても異なりますから、保温全般がいけないってのではないのですが、あまり暖めすぎるのもどうかと考えています。
 
 耐寒性のよわい種、ことに「湿った寒さ」で凍傷になりやすい種に対しては特別なケアが必要ですが、それにしても、普通の飼い鳥(ハチドリとかは別)なら10度〜15度Cもあれば足りるのではないでしょうか? 暑さはどうにもならずに死に直結しますが、寒さは、カロリーさえ足りていればかなり耐えられわけですから。食性・体重・代謝・羽毛量の関係で一晩保たないのでない限り。
 寒さをストレスと捉えることもできますが、他方、多少の、健康的なストレスが健全な体を作るとも言えるわけでして。
 セキセイインコ、群飼、2.5メートル四方の禽舎、巣箱たくさんあり、だと、ビニールの風避けだけで、厳冬期には夜間マイナス17度C、昼間マイナス10度Cになる寒地でも健康に冬越しします。膨らみっぱなしということもなく、元気に。水は即座に凍るので一日一回ぬるま湯を運ぶのですが、それでさえ10分で凍るぐらいのものです。北国の動物園でも似たような環境で元気にしていますでしょう?
 問題となるのは単なる寒さではなく、大きすぎる日較差(特に不自然に夜のほうが暖かい場合)、隙間風、湿気、などではありますまいか。
 

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