「粟玉だと栄養が足りないからシードをすりつぶして」というのが良く分かりません・・。
一番消化吸収が良くカロリーが高い餌は鳥用に調整されたフォーミュラだと思います。
衰弱した鳥用のフォーミュラAAというのがあるので、獣医さんからいただいてみては
いかがでしょうか？（獣医師専用の処方食。ラディブッシュ社製）
ただ、ずっと種餌の鳥が突然フォーミュラになると食滞を起こすことがあるので、
最初は粟玉に３分の１くらい混ぜて、ソノウからの落ちを見て大丈夫そうだったら
フォーミュラの含有量を増やしていきます。
最終的にフォーミュラ１００％の差し餌にすれば、種餌よりも体重の上がりは早いです。
そして、ソノウの中を見たときに種餌が入っていれば、それは自分が食べた種だという
ことが一目瞭然なので、順調に切り替わっているか確かめることができます。

オカメインコは大変ナーバスな鳥で、自分から食べる気にならないと死ぬまで食べない
ことがあります。
一人餌切り替えを急ぎすぎて餓死させる悲劇が多いのはそのためです。
sutemaru先生のおっしゃられたように、のんびり気長におおらかな気持ちで切り替えて
あげてください。
湿った餌を長く食べているとソノウ炎になるとか、カビが増えるとか言われているために、一人餌への切り替えを急ぐ傾向がありますが、ペレット主食の鳥たちは、ペレット
を食べて水飲んで、ソノウの中はフォーミュラ状態になるわけですから、ある意味、常に
湿った餌を食べているようなものです。
それで問題が起きないのですから、一生差し餌でも良いや、くらいの気持ちで、のんびり
構えて、差し餌してあげてください。
焦って死なせちゃったら本末転倒ですよ。