獣医師広報板ニュース

鳥類掲示板過去発言No.1700-201104-25

Re12:羽毛の色の変化
投稿日 2011年3月4日(金)00時37分 投稿者 ぴっちい

sutemaru先生
いろいろとありがとうございました。

前回の投稿の次の日、地元の獣医さんをネットで調べて、今までお世話になっていたところとは別の先生に診て頂きました。
ろうまくの様子はホルモンバランスが関係していそうだとのことで、だからといって特に対処方法は教えていただきませんでした。特に重要視することではないような、雰囲気でした。
それよりも足の具合がだいぶひどく、結果的には治療対象ではないとの事でした。
レントゲンも撮って頂き、卵巣や骨の状態も診て頂きました。検便もしていただきました。

ただ悪くなり始めたのが産まれた時からだということで、何が原因かということを見極めるのが非常に困難なのだそうです。その間薬を何度か与えたり卵を産んだりもしているので、今のこの状況が卵巣の異状によるものなのか、骨の異状によるものなのか、お腹の辺りも黄変していて正常ではないので肝臓にも何らかの影響が出ているようでもうごちゃごちゃしているのだそうです。
だからといって、いますぐ手術しないといけない状態ではなく(皮膚が薄くて手術したら出血がひどくなるような状態なのでそもそもできないそうです)ひとまず環境を整えることを提案していただきました。
私たち家族はずっとこの子を見てきましたが、恐らくいつも異常だったのです。だから先生にこの状態は普通じゃないよと言われてもぴんときませんでした。
実はいつでも寒かったようなのです。羽根を膨らませた状態で常にいたようです。
他のインコよりも少し丸みはあると思っていましたが、、膨らませている度合いが、そこまでではないと思いましたが、先生が見るとやはり寒がっているということでした。
先生に言われてヒーターを増やし、サーモスタットを付けて28〜30℃に保温をしたら、顔つきも変わっていつもより元気になったように見えました。
鳥かごの中にじっとしていては悪い足がよけいに悪いまま固まってしまうのではないかと思ってたまに外に出たがる時は出して運動代わりに歩かせていましたが、それがかえって悪い足を悪化させてしまっていたようです。床は滑るので足の裏がすれて、それで時々痛そうにしていたようなのです。
今はほとんど外には出さず(なので写真がとれません、また暖かくなったら見て頂きたいです)
敷いていた新聞紙は取り除きマウスなどに使うチップを厚めに敷き詰めています。これは足が滑らないようにです。それから止まり木は市販のではなく庭の木の枝を入れました。
鳥かごはビニールシートで囲い、さらにダンボールで囲っています。扉があるほうだけシートもダンボールも開くようになっています。
最初はとてもテンションが上がっていてチップをくちばしでつまんでは餌箱や水入れに山盛りに入れてしまっていて、何度も取り除いていましたが、今は落ち着いたのかチップをいろんなところに運んだり穴を掘ったりはしていますが餌入れや水入れはそこそこ無事になっています。
行動が、また卵を産んでしまいそうで心配なので、なるべく中をのぞいたりチップを替えたりしています。
暖かくなるまでしばらくは保温を注意、暖かくなったら日中少しでも外で日光浴をさせること。当面はこの二つを実践するようにしようと思っています。

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