日本猿は、目にしようと思えば、それ程難しくないように思います。

山沿いの畑で１日待っていれば、遭遇する機会はありそうです。動物園とか高
崎山を除いて、私が野生の猿を目にしたのは、民家のある住宅街でした。山か
らおりて来た猿が川沿いに住宅街に侵入したところでした。

恐かったのは、ある町村でバスの通れないトンネルを抜けた時でした。
いきなり目の前に大きな雄の猿がいて、どいてくれないので車が立ち往生でし
た。その雄猿の向こう側になんとうもの猿がいて、気が付いたら、車の後ろの
方からも大きな猿たちが大勢崖を下ってきていました。
群れの移動の最中にぶつかってしまったわけで、この群れが移動しおわるまで
私達は車の中で固まっていました。上司曰く、ここでは猿の方が偉いから、人
間が道をゆずって大人しくしているしかないと。この上司は以前交通事故にあ
った熊を運ぶはめになったのと同じ人物です。
こういう上司がいれば、部下には、５月の連休に猿の観察に南アルプスに入っ
たきり連絡がとれなくなり、無断欠勤をつづけた新人もいました。
＃　普通、新採用の人間が５月の連休からそんなことして許されるのだろうか？

都内においても、ときおり、日本猿の迷い込みが報道されます。猿達は、人間
がいるところには食べ物があると理解しているのではないでしょうか？


＞ＧＯさん
確かに予備知識がなければ違う種類に見えてしまいますね。　鳥達にとっては
どのような意味があるのでしょうね。