昨日、豚の去勢についての意見を書かせていただいたところ、多くのコメントやいいねをいただきました。
ありがとうございます。
私は、農業高校の畜産科の出身です。
当時、畜産科は差別の対象で、女子の入学はとても少なかったです。
女子が入学を希望しても、家族親戚が許さないという状況でした。
現在では、優秀な女子がたくさん入学してくれる状況となっています。
私は、一部の動物愛護家の畜産業批判に、差別を感じています。
ろくに現場を知りもしないで、理不尽な理由で畜産従事者をさげすむ。
このような意見には私は怒りを感じます。
私が畜産科に入学したとき先生がこう言いました。
畜産物に草を食べさせて金を蓄えよう。（畜の字に、草冠を付ければ蓄えとなる）
人は生きるために働かなきゃいけません。
ホワイトカラーだけが仕事ではありません。
毎日牛や豚の世話をしているのも仕事です。
そして、収入を得て、家族を養い、税を払い、人を雇用するのです。
私自身、ペットショップ経営者の息子。
動物を売り買いして、一年中動物の世話をして収入を得、私を大学まで出してくれました。
仕事に貴賤は無いと申します。
私は、３６５日動物を世話をして家族を養っていた両親に感謝しています。
はっきり言って、趣味や気分で真面目に仕事をしている人を非難しないでもらいたい。
私はそれを理不尽な差別と感じます。