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オスカーとルシンダ      


1997年 アメリカ・オーストラリア (OSCAR AND LUCINDA)
ロマンス   

<監督>ジリアン・アームストロング
<キャスト>レイフ・ファインズ, ケイト・ブランシェット, トム・ウィルキンソン, リチャード・ロクスバーグ, キアラン・ハインズ

<ストーリー>
牧師の家に生まれたオスカー(レイフ・ファインズ)は、大学でも、”変人”といわれるぐらい、きまじめで、純真な青年だったが、ある時、友人に競馬に誘われ、ギャンブルにのめり込むようになる。一方、莫大な遺産を手にしたルシンダ(ケイト・ブランシェット)もまた、寂しさをギャンブルで紛らわしていた。そんな二人が、出会って、ある、大きな賭をする・・・。

<感想>
「サンクタム」に出演していたリチャード・ロクスバーグつながりで、昔録画しておいたこの作品を見ました。
ずいぶん昔に録画したので、どんな内容か、すっかり分からなくなっていたのですが、このキャストなので、安心して見始められたし、内容も奇想天外で、とても面白かったです。

原作は、ピーター・ケアリーのブッカー賞受賞作「オスカーとルシンダ」。

ギャンブル好き・・・というより、もうすでにギャンブル中毒の二人が出会って、途方もない賭をする・・・という話です。

オスカーとルシンダの生い立ちや、様々なエピソードが、生き生きと描かれていて、
途方もなくて、奇想天外で、まるでファンタジーのようですが、主演の二人の演技力で、全く退屈しないで見ることができました。
冒頭の、映像にもびっくりです。
いったいこれは??と、思わず、身を乗り出してしまいました。

この作品は、ケイト・ブランシェットの、初主演作となるらしいですが、
このケイトが、とってもカワイイ。
今のイメージとだいぶ違っていて、柔らかい印象。
冒頭の彼女は、おそらく10代の少女の役なのでしょうが、本当に、そう見えて、初々しい(^^)。
このあと彼女は、「エリザベス」に出演して、一躍トップスターになるのでした。

共演のレイフ・ファインズもさすが演技派!
若くて、きまじめな青年を初々しく演じています。(2012,08,11)



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